ネパールでインターンシップしてみた話

環境を学ぶ大学生が3ヶ月間ネパールにインターンシップしに行くとこうなります

ネパール,カトマンズの大気汚染

この記事は新しい情報・考えがあるたびに編集していきます。

(2018年6月14日投稿)

 

ネパールは世界屈指の大気汚染国家?

Nepal’s Kathmandu ranks 5th in Pollution Index 2017 | The Himalayan Times

こんな記事があるように、ネパールは世界屈指の大気汚染国家

 

カトマンズでは道を歩いていてもマスクを着けている人が目立ち、高台に立つと街の景色が粉塵で霞みます

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雨季の6月でこの景色。乾季になるとものすごい量の粉塵が飛ぶと予想できます

 

 

考えられる主な原因

①工場からの排煙

②工事現場

③盆地であるために滞る大気

④農業

⑤車からの排気ガス

 

 

①工場からの排煙

いたるところで煉瓦工場が見受けられます。煙を出していたり、作業の中では粉塵が舞い上がっていたり。まだ煉瓦工場以外はあまり見ていないが、他の工場も大きな要因になっているのかも。

 

②工事現場

2015年の地震から復興作業の工場、また急速に発展する中で行われる工場 とにかく至る所で工場が行われています。(2018年6月) パイプラインの工場、建設工事どれも 環境に配慮した感じはなく、たくさんの砂埃をあげながら 行われています。隣接する道路、敷地が舗装されていないのも砂埃が上がる原因

 

③盆地であるために滞る大気

カトマンズ渓谷とも呼ばれ、汚染された大気が循環せず 停滞しています。風速も日本と比べるとどこも風があまりないです。空気があまり入れ替わってないことが分かります。

 

④農業

A Major Source of Air Pollution: Farms - The Earth Institute - Columbia University

コロンビア大学の2016年の研究で、肥料が大気汚染の原因になっていることが分かりました。肥料や家畜から排出されるアンモニアが、車や工場などから排出される窒素酸化物や硫酸と化学反応を起こしPM2.5クラスの小さな粒子になるみたいです。これも考えましたが、ネパールでは牛の糞など自然なものを肥料にしているので、これは違うようです。

またアンモニア以外にも、畑を焼いた煙や家畜・肥料からの排出ガスそのものも 大気汚染の原因となっていると考えられます。

 

⑤車からの排気ガス

所狭しと車・バイクがゆき向かうカトマンズ。どの車も古びていて燃費が悪く、排気ガスをバンバン出している。今急激に車の数が増えているそう。そんな数多い車が排気ガスをバンバン出しながら、オフロードの道を進むと それはもちろん 大気汚染が悪化しますね。

 

行われている対策

現段階調べ見つけたところによると、政府が行っている対策は2つ。

1つ目は首都と周りの地域において 20年以上使用している車の利用を禁止すること。2つ目は粉塵の汚染を軽減するため水道局に水をまくことを禁止。

これを見ると禁止するばかりで、大した対策を行っているように思えません。

 

一方街の人達は、マスクを着けるしかありません。しかし大気汚染に対する十分な知識がないのと、お金がないことで マスクをしていても PM2.5など小さな物質を通す布マスクをつけている人がほとんど。日本のようにPM2.5をカットするマスクを着けている人はほとんど見かけません。

 

また、日中は暑いのかみんな外にでているか 窓扉全開の室内にいて、粉埃をかなり吸っていそう。

 

 

一方

政府は公園にwifiを設置したり、街ゆく人はみんな片手にスマートフォン

インターネットは新しい知識を得られたりと大変良いものですが、インフラ整備などもっと他にすることがあるのでは と思ってしまいます。

ネパールのパラドックスです。