ネパールでインターンシップしてみた話

環境を学ぶ大学生が3ヶ月間ネパールにインターンシップしに行くとこうなります。別のアジア旅についても書いています。

なぜネパールの農業は儲からないのか

この記事は新しい考え・情報があるたびに更新していきます。またこれは一大学生がカトマンズ周辺の農地を見て調べて勝手に考えた 無責任ブログです。

 


ネパールに住む人の大半は農業に従事しており、農業が国の第一産業となっています。しかし、農業によって得る収入はわずか。


なぜなのか原因を調べてみました。

⚫農地の問題

⚫農業に対する知識

⚫地すべり

主にこの3つがあるかなと

もう少し詳しく書いていきます


⚫農地の問題

ヒマラヤ山脈があるように、ネパールの土地のほとんどが山です。ですので、農地もほとんどが山の斜面にあります。

よって小さい農地が段々に連なる棚田になるのですが、棚田は美しい景色になる一方すごく効率が悪いです。機械が入りずらく、手作業が必要になり多くの労力を必要とします。また日本と比べて農道が狭く急で、重い荷物をもって移動するのがとても大変そうです。

f:id:banana-kagehira:20180620000047j:image前の記事でもこの写真を載せましたが、重そうな農作物の荷物をもったオバチャンが崖を降りていきます

 


⚫農業に対する知識

多くの農家が農薬を使っています。ここで一番問題なのが、作物の育ちが悪くなると、原因を確かめずに農薬の量を増やしてしまう。彼らが虫や病気が原因だと思っているのは、実はほとんどが土壌に原因があります。なので農薬を増やしても効果はありません。(それに気づいている農家もあります)

結果、土壌をかき混ぜる役目を果たす必要な虫まで殺してしまう、健康被害などの悪影響が及ぶ。

 


⚫地すべり

これは前の2つに比べて、影響は少ないですが書きたいので書きます。モンスーン時期に多くの農地で地すべりが起きています。私の調査しているオカルパウワ地方では41%の農家の農地で近年地すべりが起きていました。私はこのインターンで地すべりについても、もう少し詳しく調べようと思っています。

 

今回のインターンでは、収穫量が少ない原因は何なのか、どうしたらより多くの収穫を得ることができるのか ということを調査していきますー!