昨日軽い気持ちでカリーナに行くと言ったハイキング。
二泊三日の荷物を持って長時間歩くため、必要最低限のものをもって出発。全ての荷物より 一リットルのペットボトルのほうが遥かに重くなった。
朝8時バスパークにて、一緒にいくネパール人と合流。1時間ほどバスにゆられ、sundrijalという国立公園の入り口に到着
水を1.5l持って、入場料655ルピーを払いいざいざハイキング開始!
国立公園に入ってすぐ大きな滝があり、壮大で気持ち良い。その横を裸足で駆け上がるおっちゃん達。なんだ?痛くないんか?なぜ裸足なのか意味がわかりませんが、どうやら神聖な水をとりにいくよう。
ジャングルのようなところを抜けると、村に囲まれた古い階段の道が永遠と続く
この階段がまたえらい急だ。9時か10時に出発したはずだが、もう日がかなり上っていて暑い。しんどい。 昨日軽い気持ちで2日間のハイキングに行くことにした自分を恨んだ
途中でチョウメンと呼ばれる焼きそばを食べて、また村を登る
村を抜けると、辺り一面ジャングルのような森になった。見たことない植物がはえ、とても涼しい。周りには誰もいない。みんな無口になり、黙々と歩く。そこでしんどいという気持ちはなくなった。
途中で黄色いナメクジがいた。
ネパール人の一緒にいた人は、ナマのナメクジをそのまま食べるらしい。しかも気持ち悪いと思ってるから、目を閉じて食べるらしい。ちょっとツボった( 笑 ) そして他の人も言っていたが、月に一度くらい仲間と集まったときにマリファナを吸うらしい。ふつうそうな人でも、仲間と吸うという人が多い。高校生の隠れタバコ的なやつか。そうゆう文化なのね
2時すぎだっただろうか、森を歩いていてもしんどい。いつ到着するのか分からない。軽い気持ちできたことに2回目の後悔をする。
そして3時半ごろだろうか。今日のルートの最高点に到着。2430メートル。
ここからは下り坂もでてくる。あぁましになった。
5時前。目的地chisopaniに到着。chisopaniの意味は、冷たい水。
ここでは地震の爪痕が大きく残っていた。半分が崩壊している建物、大きく傾いた建物。3年たってもそのままだった。
そしてホテルに到着。ツインの部屋で600円。つまり1人300円の激安ホテルというわけだ。
シャワー、トイレは共同。
疲れたので汚れたズボンを脱ぎ、パンツで布団に入って寝ていた。そこにホテルのおばちゃんがノックもせずに入ってきた。女子がパンツで寝てる可能性もありながら、ノックせずに入ってくるのかここは( 笑 )
すると部屋を移動してくれと言う。最初訳がわからなかったが、どうやらうるさい集団がきたから シャワーのある静かな部屋に同じ値段で移してくれたみたいだ。ラッキー!
汗臭さをどうにかしたく、お風呂に入ろうとしたところ、タオルがない!!安宿にはタオルがなかった。実は荷物を最小限にするため、タオルを持ってきていなかった私は寝巻きのタイパンツをタオルにすることにした。ついに自分は服をタオルとして使うまでなったか。さらにベットに虫がわんさかいるベットでも余裕で寝れるようになったか。
そんなことより ホットシャワーを浴びれただけ ましか。
そして晩ごはんを食べるため、一階の食堂へいくと、例のバイクで来たうるさい集団が騒いでいる。シーシャ(水タバコ)の煙で部屋中がけむたく、騒がしい。虫もわんさかいて、ご飯をたべていても顔に虫が当たってくる。ふと一緒にハイキングしていたネパール人の首もとを見ると、大きなヒルが彼の首に吸いつこうとしている。
オーーーーマイッガアアアアア
と叫び驚愕。今日は何匹かのヒルに噛まれたが、こんなに大きなやつとは気持ち悪い。
例のうるさい集団は、酒に酔い気持ちよくなって歌い始めた。どうやら彼らはタモンというカーストで、彼らのカーストで有名な歌らしい。 また別の歌も歌っていた。その内容は「人はカーストでは判断できない。人は中身で決まるんだ」というもの
カースト制度はあるけれど、普段あまりカーストらしい場面に出くわすことは少ない。この歌はネパールにおけるカーストを表していた。
3人でシーシャを囲み色んなお話。そしておやすみなさい。