さて、今日はカトマンズから旅立つ日です
中国のラサと成都で乗り換えです。
みんなとお別れ。
来た時よりも軽くなった荷物を持ってホテルから去ります。
タクシーに乗って、最後にみるカトマンズの景色。やはり汚い。でも数年後来たらかなり変わってるんだろうな〜ネパールで過ごした3ヶ月を思い出しながら、空港に向かう。
午前10時チェックインやイミグレを済ませて、搭乗口の前にスタンバイ
離陸は11時30分。まだまだ時間がある。
ぼーっとしたり、電子書籍を読んだり、スマホをつついたりして過ごす。
11時15分になっても搭乗のお呼びがかからない。どうゆうことだ。職員の人にきいてもアナウンスを待てだと。
午後1時表示パネルを見ても セキュリティチェックのまま
午後2時やっとパネル表示が 遅延 になった
ひますぎる。昨日カトマンズでBIMSTECという国際会議が開かれ、それでVIPが帰るために全部の飛行機が遅れているらしい。にしても私たちの飛行機みたいに2時間以上も遅れている飛行機はない。
同じ飛行機の中国人を見つけた。だが英語をまったく話せないようでひたすら中国語で話しかけてくるし、ずっと着いてくる。
英語分からんかったら大変だなこりゃ。
午後4時前 空港職員が話しかけてきた。
「君たちの飛行機はキャンセルされたよ。」
!?!?!?
のおおおおおおおおお!なんてこった!
日本に帰してくれ!
とりあえず聞くと、ホテルは手配してくれるらしい
待ってくれ、私はもうネパールのお金を全て使いはたし、3円相当のお金しかないんだ。
ご飯もだしてくれなきゃこまる。
とりあえずイミグレに行って荷物をとると、同じ飛行機に乗るはずだった人たちが集まっていた。
空港職員に問い詰めていたキレイな女の人に話を聞きに行くと、どこかのVIPのせいで空港がシャットアウトされすぐには空港から出れないらしい。そしてご飯も航空会社が手配してくれるとのこと。
ご飯も手配してくれるのね、よかった〜
そこに優しそうな日本人のおばちゃんがやってきた。旦那さんとブータン、カトマンズ、ラサを旅行しているらしい。ステキな夫婦だな。
その人によると、他の大きな飛行機は飛ばして 私たちの1番小さな飛行機を止めて、VIPを国に帰し 被害を最小限に抑えようとしてるんじゃないか と。
なるほど。VIPめ。まぁこんなことめったにないから面白い経験だわ。
ずっと着いてきていた中国人。彼らは自分たちが置かれている状況を理解できていないであろう。私たちもLINE通訳を使って色々伝えようとしたが、慣れていないのか全然上手くいかない。もう私たちにできることはない。英語が分からない怖さを知った。
やっと動けるようになり、1人のヨーロッパ人女性が「みんな固まって〜一緒にいるのよ〜」とリーダーシップを発揮している。しゃしゃりますね( 笑 )
バスに乗ってホテルに着くと、なんてこった!
いかにも高級ホテル!!!
他のヨーロッパ人女性は Explosion! Explosion!と叫びながら喜んでいる。
ロビーについて先程のリーダーシップヨーロッパ人が、また前にでてみんなに説明している。なんだこいつ。と思ってきいていると、
「It's not for you」と隣の人に言われた。ん?どゆこと?
やっと察した。これは登山かなんかの国際グループだった。そのグループのリーダーがみんなに色々指示していたのだ。
勝手にしゃしゃりでてるとか言ってごめんなさい( 笑 ) 私が勝手に団体客の話を聞いてるだけでした。笑
なにあれホテルがサイコウだった!
後でゲスく調べてみると、ここは一泊2万円もするような高級ホテル!美味しそうなご飯が食べ放題!!!部屋にはバスタブがついている!初めてネパールでバスタブを見た!
することもないのでホテルの中にあるカジノに潜入してみることにした。インドの大富豪が遊んでいるが、雰囲気は地元の明るいゲームセンターのよう。これがネパールクオリティのカジノか。カジノらしい雰囲気ではなく、すぐに飽きて帰った。
次に近くにネパールで1番大きなクラブがあるらしい。EDM界で有名なDJも来たクラブだ。これは行ってみよう。所持金3円の私はスマホだけもって友達と行ってみた。
時間が早すぎたようでネパールの笛バンドが演奏している。そこにホテルにいた友達から連絡がきた。
どうやら私たちの飛行機は明後日になったらしい。どうゆうことだ。もう今はここで気を休めよう。クラブの時間が始まってちょっと踊ってから、帰った。
ホテルについてホテルマネージャーに聞くと、私たちは日本までいく便の関係で、私たちのみ明後日になったらしい。ネパール滞在が2日伸びました。
そんなわけですることがなく暇なので、長文ブログ更新です。