ネパールでインターンシップしてみた話

環境を学ぶ大学生が3ヶ月間ネパールにインターンシップしに行った話を書いていましたが、今は会社員海外旅行を残しています。

肉を食べなくなると地球は変わる

ネパールに来てベジタリアンの人によく会います。なんでベジタリアンになったのか聞いてみると、みんな理由は様々。

私はお肉が大好きなので、完全なベジタリアンになる気はありませんが、せっかくなので今日は肉を食べることで地球にもたらされる影響を考えてみたいと思います。


(数字は諸説あります)

 

 

大量の穀物を消費している

牛の肉を1kgつくるために必要な穀物は、25kgとも言われます。続いて豚が7kg、とりが3kg。想像しただけでもすごい量ですね!

もしタンパク質を肉からでなく豆などから摂った場合、この穀物は本当に穀物を必要としている人に届くのでは。


単純な計算だけと、200gのステーキを私の大学の人数1万人(とする)が食べなかったとする。すると50,000kgの穀物がセーブされる!!なんてこと!

 

大量の水を使っている

1トンの穀物をつくるために、必要な水は1000トンと言われます。穀物をつくるために灌漑水が必要になり、この灌漑は砂漠化などももたらします。

1kgの肉をつくるために必要な水の量を考えたらものすごい量ですね。蛇口をこまめにひねるよりか、断然節水量が違います。

また使った水は排水となり、川を汚染する原因ともなります。

砂漠化!河川汚染!やば!

 

家畜のゲップが地球温暖化に!

家畜はゲップをすることによりメタンを排出します。このメタンは温室効果ガスの一種で、地球温暖化の原因となります。どれだけ影響が大きいかというと、温室効果ガスの18%は家畜からと言われているほどです。ただのゲップがこんなになるんですねぇ。

また大気に関連して書きますが、穀物をつくるための肥料は大気汚染の原因となります。詳しくはこちらの記事に書いています☟

ネパール,カトマンズの大気汚染 - ネパールでインターンシップしてみた話

 

陸を占領している!?

陸地の30%が家畜の放牧地に使われていると言われています。この家畜が食べる穀物のために使われている面積と含めると、どえらい面積!!きっと家畜も穀物も育てられる場所だから、めちゃ悪い場所ではないでしょう。これらの面積をもっと有効なことにつかえたら、、

 

 


先にも述べましたが私は肉が大好きなので、肉を食べるのをやめる気はありません。でも、みんながちょっと意識を変えて肉でなく 豆など他のものを選んだら、どうなるだろう。

もちろん短期的に肉を食べないようにするだけでは、その分肉が捨てられただのムダです。長期的に続けていくことによって、肉の生産量が減り よりよい地球になるのでは。

節水したり、車を使わないようにしたりするより、簡単で影響のあることです~